Avacusのアプリ内ブラウザや各記事の中で「DApps」という言葉が登場しますが、これは何を指すのでしょうか。ここでは、DAppsの基本的な仕組みと、通常のアプリとの違いについて解説します。
DAppsの基本
DApps(ダップス)とは「Decentralized Applications(分散型アプリケーション)」の略で、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションのことです。UniswapのようなDEX(分散型取引所)や、レンディングサービス、ゲームなど、さまざまな種類のDAppsが存在します。
通常のアプリとの違い
一般的なアプリ(例:銀行アプリやSNS)は、運営企業が管理するサーバー上でデータを保管・処理しています。ユーザーはIDとパスワードでログインし、その企業を信頼して資産や情報を預けることになります。
一方DAppsは、特定の運営企業のサーバーではなく、ブロックチェーン上のスマートコントラクト(プログラム)によって動作します。データや取引の記録はブロックチェーン上に分散して保存されるため、単一の企業が情報を書き換えたり、サービスを停止したりすることが原理上できません。
ログインの代わりに「ウォレット接続」を行う
DAppsには通常のID・パスワードによるログインの概念がありません。代わりに、ユーザーは自分のウォレット(Avacusなど)をDAppsに接続することで、本人確認や取引の実行を行います。
例えば、UniswapでETHをUSDTに交換(スワップ)したい場合、ウォレットを接続し、取引内容を確認したうえで、ウォレット側で承認操作を行うことで取引が実行されます。この際、資産の管理権限は常にユーザー自身のウォレットにあり、DApps側に資産そのものが渡るわけではありません。
接続時の注意点
ウォレットをDAppsに接続する行為は、いわば「取引の実行を許可する鍵を渡す」ことに近い操作です。信頼できないDAppsに接続してしまうと、意図しない取引を承認させられたり、資産を抜き取られたりする被害につながる可能性があります。
見慣れないサイトや、公式発表のないDApps、不自然に高いリターンをうたうDAppsへの接続は避け、必ず公式に案内されたURLやアプリ内ブラウザから利用するようにしてください。
まとめ
- DAppsとは、ブロックチェーン上のスマートコントラクトで動作するアプリケーションのこと
- 中央の運営企業ではなく、分散されたブロックチェーン上でデータや処理が行われる
- ログインの代わりに「ウォレット接続」によって本人確認・取引実行を行う
- 資産の管理権限は常にユーザー自身のウォレットにあるが、不審なDAppsへの接続には注意が必要