秘密鍵やシードフレーズの保管には、「完全に安全な方法」は存在しません。現金や預金通帳などと同じように、それぞれの保管方法にメリットとデメリットがあります。
ここでは、一般的な保管方法と、それぞれの特徴をご紹介します。
① クラウドストレージ(Google Driveなど)
どの端末からでもアクセスできる利便性がある一方、クラウドサービスのアカウントが不正アクセスを受けた場合などには、秘密鍵やシードフレーズが流出するリスクがあります。
② 端末内保存(スマホ・PC)
手元の端末だけで管理できる一方、端末の故障・紛失や、端末に保存したデータへの不正アクセスなどによって、秘密鍵やシードフレーズを失ったり、流出したりするリスクがあります。
③ パスワード管理アプリ
暗号化された状態で情報を管理でき、複数の端末から利用できるものもあります。一方、サービスやアプリの仕様によって管理方法が異なるため、利用するサービスの仕組みを理解しておく必要があります。
④ 紙・メモ帳
デジタル機器やオンラインサービスに依存せず保管できる一方、紛失・盗難・火災・水濡れ・経年劣化などによって情報を失うリスクがあります。
紙などで保管する場合は、火災や水濡れなどのリスクも考慮し、耐火・防水仕様のケースを使用したり、複数の場所に分けて保管したりする方法もあります。
バックアップを1か所にまとめると、その場所を失った際に復元できなくなるリスクがあります。一方で、保管場所を増やすほど、流出や盗難などのリスクも考える必要があります。
どの方法にもメリットとデメリットがあるため、ご自身が管理しやすい方法と必要なセキュリティのバランスを考慮して、保管方法を検討してください。