Avacus Gas Sponsor機能の概要
Avacusはv8.1.0にて「Gas Sponsor」機能を正式にリリースしました。
Gas Sponsorは、広告主がAvacus上のユーザーに代わってトランザクション手数料(ガス代)を負担できる、Web3向けの新しい広告・エンゲージメント機能です。
従来のバナー広告のような一方的な訴求とは異なり、ユーザーは広告キャンペーンに参加することでガス代の支援を受けられ、広告主はアクティブなブロックチェーンユーザーに直接アプローチできるという、双方にメリットのある仕組みになっています。
詳しくはAvacus公式サイト:Gas Sponsor — Web3ユーザーにリーチするための新しい広告手法
Gas Sponsorの仕組み
Gas Sponsorは、おおまかに以下のフローで機能します。

ユーザー視点でのフロー
例えば、ユーザーがEthereumネットワーク上でJPYCの送金を行うとします。このとき、ユーザー側の体験は以下のような流れになります。
- ユーザーが対象トランザクションを実行しようとする(例:JPYCの送金)
- 通常の送金確認バーの上に広告ポップアップが表示される(「取引手数料を無料で支払う>広告を見る」)
- ユーザーが広告を視聴する(広告主が設定した秒数だけ表示)
- 送金確認バーが無料表示に切り替わり、ガス代の負担なしで取引が確定する
このように、広告主はキャンペーンごとに、どのトランザクションを対象にするかを細かく設定できます。例えば「Ethereumネットワーク上のJPYCで送金(Transfer)を行ったユーザーにのみ広告を表示する」といったターゲティングも可能です。設定できる条件には以下のようなものがあります。
- 指定したコントラクトとのインタラクション
- 特定のメソッド(コントラクトの呼び出し内容)
これらの条件に合致するトランザクションのみが、ガス代スポンサーの対象となります。さらに、以下の条件は任意で追加できます(省略してデフォルト設定のまま運用することも可能です)。
- 一定金額以上のトランザクションのみを対象にする
- ホワイトリスト登録済みのウォレットアドレスのみを対象にする
導入によるメリット
ユーザー側 | 取引にかかるガス代の負担を軽減でき、Web3取引への心理的なハードルが下がる |
広告主側 | 実際にブロックチェーンを利用しているアクティブユーザーに対して、高い視認性とエンゲージメントを獲得できる |
エコシステム全体 | 取引が活性化し、Avacusエコシステム全体の利用が促進される |
Gas Sponsorキャンペーンの作成方法(概要)
Gas Sponsorキャンペーンは gas.avacus.cc から作成できます。大まかな手順は以下の通りです。
1 | Avacus SNSが有効化されたウォレットを接続する |
2 | 「チャージ」からガスアカウントに資金(トークン)を入金する |
3 | 「新規ポリシー」から新しいポリシー(キャンペーン)を作成する |
4 | 対象ネットワーク・コントラクトアドレスを設定する |
5 | スポンサー対象とするメソッドを選択する |
6 | 金額条件・ホワイトリストなどのパラメータ条件を設定する(スキップ可) |
7 | Global limit/Policy limit/User limitなどの利用制限を設定する(スキップ可) |
8 | 「Create New Ads」からバナー・ロゴ・カテゴリを設定し広告を作成する |
9 | システムの審査後、承認されたキャンペーンが自動で開始される。 以降は「ポリシー管理」ページから監視・管理・更新が可能 |
各ステップの詳細な画面操作や設定項目については、Avacus公式サイト「Gas Sponsorの使い方」をご参照ください。